2006年10月27日

ぬいぐるみモデラー

IPAがソフトウェア分野の天才12人を認定 (Impress Internet Watch)

IPAの未踏ソフトウェア創造事業で今回は12人が優秀と認められたそうな。個人的にはこの事業にはあんまり興味ないのだけど、記事中の「ぬいぐるみモデラー」「東京大学」という文字に目が留まったので、少し調べてみたら案の定というかやっぱり五十嵐研の学生さんらしい。

http://www-ui.is.s.u-tokyo.ac.jp/~yuki/pillow/index-j.html

トレたまでも紹介されたらしいけど、その日は見てなかったっぽくて今まで知らなかった。しかし、上のページ内にあるムービーを見ると実に簡単に使えそうだ。

モデラーという類のものは自分も作っているのだけど、数年前から行き詰まりみたいなものを少し感じている。それは他のソフトとの比較だとか単なる機能的なものではなく、どう使っていけばいいかというもっと根幹的な点。

3Dの物体を作ることそのものが楽しければ最初はそれでいいのだけど、それに飽きたら次はどうするか。大抵はレンダラーで2D画像に落とし込むが、それでは何のために裏側の見えない部分まで3Dで作るのだろうか。ならばモーションを付けて動画にすれば良いが、それも所詮は液晶画面という2D平面上に映ったものに過ぎない。どちみち作ったオブジェクトを自分の手で実際に触ることがができないのだ。

そこで実際に立体オブジェクトとして取り出せるものに目を向けると、例えば次のようなものが製品化されている。
中部日本工業「Wizaray」
多摩ソフトウェア「ペパクラデザイナー」
光造型やペーパークラフトだと比較的自由度が高くて、オリジナルデータにかなり忠実な形状が出来上がる。しかし強度面を考えると、机の上に飾るには十分でも、カバンに入れて日常持ち歩くなんてのはさすがに難しい。

しかしぬいぐるみなら大丈夫だ。自分で作ったものを手軽に持ち運べるなんて実に素晴らしい。こういう実用性をもっと打ち出していかないことには、デジタルでの趣味3Dモデリングなんていつまでたってもメジャーにはなれんよなと思いながらも、自分は当面は地道にソフトの使い勝手を良くしていくだけなのだ。
posted by O.Mizno at 01:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑談
この記事へのコメント
初めての書き込みになります。

私は学校の授業やテーマ制作には、3DSMAXを使っていますが、モデリングには、メタセコイアを使っています。
使い始めてから、1年も経ちませんが、MAXと比べて、やはりモデリング機能や、強力なUV機能がとても使いやすいです。
今でも十分使いやすいですが、これからも機能強化に向けて頑張ってください。 (。・x・)ゝ
Posted by 244 at 2006年10月28日 22:34
メタセコイア自体はなんの問題も無い非常に使いやすいソフトです!そこから派生していく部分がさらにマニアックかな?たとえばレンダリングひとつとっても初心者にはとくに分かりにくい世界。これが商品ならばマーケティングうんぬんという考え方もできるのですがなんといっても無料ですから・・さらに難しい!たとえばwindows98が出たときにはなんだか分からないけど買いにいったという人も多いと聞きます。今売っているメーカー製のパソコンにしても使いきれない機能に足りないメモリをのっけて平気で売っています。「流行る」「メジャーになる」というのは諸刃の刃でありたとえば「メタセコイア」が流行したとしてそのとき作者が充実感を得られるかどうかというのは分かりません。もしかしたら今の「知ってる人は知っている隠れたヒットソフト」という状態の方が充実感はあるのかもしれません。
Posted by 前田ムサシ at 2006年10月29日 15:51
メジャーになるのが良いかはさておき、少しでも多くの人が使いたいと思えるようなソフトであるべきだとは考えています。応用的な使い方はまだまだ色んな分野に可能性があると思うのですが、それを開拓するのは他の人の役割かもしれません。

PCの性能も今で十分で言う人も多いですが、思いがけない使い方をするためにはまだ全然足りてないという分野も残っている気がします。
Posted by O.Mizno at 2006年10月30日 01:11
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/1562574

この記事へのトラックバック