C++BuilderXEを使った初めてのバージョンとなります。ソースコード全体に渡って書き換えているので、不具合が新たに混入した可能性が高くなっています。Alpha5は割と普通に使っても大丈夫だったと思うのですが、今回はちょっと違うかもと考えたほうがいいかもしれません。ただ、これといった不具合を確認しているわけでもないので、ある程度の人が使って大丈夫またはちょっとまずいという感想をいただければと思います。
さて、開発環境の更新だけではわざわざアップデートを出す意味合いが薄いので、他の部分にも改良を加えています。一番大きなところでは[ベベル]コマンドが改良されました。

今までは上図の場合では頂点の角となる部分に穴があいたり、あと辺の端に無駄に頂点が残ったり、辺がバラバラになったりと非常に出来が悪かったのが10年くらい放置していましたが、今回のアップデートでようやく修正しました。メカなどをモデリングしている人にはこれでやっと普通に使えるモデラーになったと思います。ただ多角形を扱えない仕様上、5角以上になる部分は自動的に三角形分割されるので、この点は留意しておく必要はあります。
あと、環境設定のDirect3Dにラインのアンチエイリアス表示のオプションが追加されました。

左がアンチエイリアスなし、右がアンチエイリアスありで、2倍に拡大して表示したものです。アンチエイリアスをかけるとラインがきれいには見えるものの若干ぼけてしまうので、好みに合わせてOn/Offしてください。デフォルトは今まで通りのOffです。
アンチエイリアスはビデオカードがフルスクリーンアンチエイリアスに対応している必要があります。GeForceやRADEONだと数年前くらいまでのものならだいたい大丈夫ですが、ノートPCなどでIntelの内蔵グラフィックス機能を使っているとOnにしてもアンチエイリアスが有効になりません。
他にもmqoファイルに視点のバンク角が保存されるようになったり、いくつかの改良・不具合修正を行っているので、人柱になってもかまわないという方は是非一度お試しください。
タッチの差で人柱に参加できなくて残念です。新しいバージョン楽しみに待っています。応援しています。
今は問題ないと思います。
ダウンロードしたものを起動してみたのですが、バージョン情報ではα5です。
それともダウンロードするページを間違えているのでしょうか?