12年ぶりのメジャーバージョンアップ、6年ぶりのマイナーアップとなるMetasequoia Ver3.0.0を正式公開しました。
Ver2.4からの主な変更点としては、
●表示の高速化(Ver2.4比で約5倍)
●シェーダ対応による表示の高品質化
●複数光源による表示
●メモリ管理の改良による安定性の向上
●選択やUV編集などのコマンドの改良
●(精度はまだまだですが)彫刻コマンドによるペイント的モデリング
●COLLADA 1.4(DAE)ファイルの出力
●PSDファイルの画像読み込み
●Mayaなどと同様に操作可能にできるキーボード操作のカスタマイズ
などがありますが、これらを含めて40数点に渡って新規機能を追加したり、既存の機能を改良しています。
バージョンアップは無償で可能です。既に登録してお使いいただいている方、登録はしていないがシェアウェア版をお使いの方、まだ使ったことのない方も、今すぐダウンロードして最新のMetasequoiaをお使いください!
SDKも同時公開しています。いくつかのAPIが追加され、標準機能では利用できない点光源の操作も行えるようになっています。
LE版については現在準備中です。近日中に公開を予定しています。
2012年04月29日
2012年04月01日
Metasequoia Ver3.0 RC1
V3.0のRelease Candidate 1(リリース候補版1)を公開しました。Beta13に対して、dae出力の改良と、鏡面表示時の表示不具合を修正しています。
いよいよBetaも終了して最終段階に入りました。RC1としましたが、大きな問題がない限りはRC2は公開せずに、そのまま正式版へと昇格させる予定です。
いよいよBetaも終了して最終段階に入りました。RC1としましたが、大きな問題がない限りはRC2は公開せずに、そのまま正式版へと昇格させる予定です。
2012年03月28日
Ver3.0の正式公開予定
当初はVer3.0の正式公開は3月を目処にしていましたが、今月は思ったより時間が確保できなかったのと、不具合が若干報告されているため、正式リリースを少し延期します。まず今週末にリリース候補版を公開し、1週間程度様子を見て問題なければ正式版をリリースするつもりでいます。
いずれにせよ、12年ぶりのメジャーバージョンアップ、6年ぶりのマイナーバージョンアップは目前です。バージョンアップといっても、次のVer3.1の開発が始まる通過点に過ぎないのですが、足回りが強化された新バージョンを広く使っていただくための大きな一歩となればいいなと思います。
いずれにせよ、12年ぶりのメジャーバージョンアップ、6年ぶりのマイナーバージョンアップは目前です。バージョンアップといっても、次のVer3.1の開発が始まる通過点に過ぎないのですが、足回りが強化された新バージョンを広く使っていただくための大きな一歩となればいいなと思います。
2012年02月27日
Ver3.0へのアップグレードについて
最近問い合わせが、特に海外から多いのですが、既存のライセンスをお持ちの方はVer3.0へ無償でアップグレードできます。今買った人がVer3.0リリース後にいきなりアップグレード料金が必要になることはありませんのでご安心ください。
All registered users of Metasequoia Ver2.x will be able to upgrade to Ver3.0 freely!
All registered users of Metasequoia Ver2.x will be able to upgrade to Ver3.0 freely!
2012年02月05日
Metasequoia Ver2.4.14
Ver2.4系列の最新版を公開しました。大きな修正項目はありませんが、Ver3.0 βでは対応済みのバンク角の保存をVer2.4系でもできるようになりました。他にも若干の修正がされています。
Ver3.0がまもなく公開なので、今後Ver2.4系列はほとんど更新されません。今後特に大きな問題が生じない限り、Ver2.x系の最終版になる可能性もあります。
Ver3.0がまもなく公開なので、今後Ver2.4系列はほとんど更新されません。今後特に大きな問題が生じない限り、Ver2.x系の最終版になる可能性もあります。
2012年01月09日
Metasequoia Ver3.0 Beta13
Beta13を公開しました。機能面で考えていた項目はすべて実装が終わったので、あとは細かい調整のための修正のみとなります。
今回では選択部に視点をフィットの挙動を変更し、フィット後に画角が変わらないようにしました。これでドリーを標準動作として使用した場合に、画角が常に一定のまま各操作をできるようになりました。Ver2系だと操作系全般として画角を変更して視野の拡大を行っていたため、頻繁に画角が極端な値になってしまい、しばしば視野の初期化を行う必要がありましたが、これでこの問題は解消されたと思います。
いよいよ正式リリースが目前に見えてきました。残るはヘルプなどの同梱物の整備となります。スタイルファイルやサンプルオブジェクトがVer2から変わっていませんが、もし提供いただける方がいらっしゃるようでしたらご連絡ください。
今回では選択部に視点をフィットの挙動を変更し、フィット後に画角が変わらないようにしました。これでドリーを標準動作として使用した場合に、画角が常に一定のまま各操作をできるようになりました。Ver2系だと操作系全般として画角を変更して視野の拡大を行っていたため、頻繁に画角が極端な値になってしまい、しばしば視野の初期化を行う必要がありましたが、これでこの問題は解消されたと思います。
いよいよ正式リリースが目前に見えてきました。残るはヘルプなどの同梱物の整備となります。スタイルファイルやサンプルオブジェクトがVer2から変わっていませんが、もし提供いただける方がいらっしゃるようでしたらご連絡ください。
プラグインSDK Rev3.00 Beta1公開
Ver3.0用のプラグインSDKのβ版を公開しました。本体と同様にβサイトのほうからダウンロードできます。今回のβ版はBeta13以降で利用可能ですが、Beta13自体をまだ公開していないので、先行リリースとなっています。
Rev2.49と比較していくつかの関数追加がありますが、それ以外にもサンプルプロジェクトがVisual Studio 2005以降対応となり、ソース・ヘッダファイルがutf-8化されています。VC6、VS.net2002/2003やC++Builderは公式にはサポートされなくなりましたのでご注意ください。(ソースを書き換えれば対応できなくはないと思いますが)
今回はβリリースなので仕様の先行公開が目的となっています。最終リリースまで仕様変更になる可能性もあるので、作成したプラグインはまだ配布しないでください。関数の追加要望などがあれば早めにお願いします。
Rev2.49と比較していくつかの関数追加がありますが、それ以外にもサンプルプロジェクトがVisual Studio 2005以降対応となり、ソース・ヘッダファイルがutf-8化されています。VC6、VS.net2002/2003やC++Builderは公式にはサポートされなくなりましたのでご注意ください。(ソースを書き換えれば対応できなくはないと思いますが)
今回はβリリースなので仕様の先行公開が目的となっています。最終リリースまで仕様変更になる可能性もあるので、作成したプラグインはまだ配布しないでください。関数の追加要望などがあれば早めにお願いします。
2011年12月30日
年内のシリアル発行は終了しました
30日11時を持ちまして今年のシリアル発行は終了しました。以降に入金いただいた分に関しては発行が年明けとなりますのでご了承ください。
今年入金いただいたにも関わらず、登録フォームをお送りいただいておらず(またはメールが届いておらず)、シリアルが発行できていないものが数件残っております。お心当たりのある方は至急連絡ください。
今年入金いただいたにも関わらず、登録フォームをお送りいただいておらず(またはメールが届いておらず)、シリアルが発行できていないものが数件残っております。お心当たりのある方は至急連絡ください。
Metasequoia Ver3.0 Beta12
前回書いた通り、年内にβ版更新ということでBeta12を公開しました。
今回は本体側には細かい修正が少し入っただけですが、一つ大きな追加項目としてCollada(dae)出力に対応しました。ただ、Colladaをちゃんと読めるソフトが少ないというか、検証は十分には出来ていません。
一応Softimage 2012で読めることは確認しているのですが、読み込み後にSoftimageを終了するとなぜか落ちるので、これは出力したデータにエラーがあるのかそれともSoftimage側が悪いのかよくわかりません。Mac OS 10.7では標準でdaeファイルを表示できるはずですが、開発途中ではちゃんと表示できていたのが今回のバージョンでは読めなくなっているっぽい?まだ試行錯誤が必要なようです。
正式リリース版までにはは安定したものを出力できるようにしたいので、Collada形式に詳しい方がいればご教授ください。
今回は本体側には細かい修正が少し入っただけですが、一つ大きな追加項目としてCollada(dae)出力に対応しました。ただ、Colladaをちゃんと読めるソフトが少ないというか、検証は十分には出来ていません。
一応Softimage 2012で読めることは確認しているのですが、読み込み後にSoftimageを終了するとなぜか落ちるので、これは出力したデータにエラーがあるのかそれともSoftimage側が悪いのかよくわかりません。Mac OS 10.7では標準でdaeファイルを表示できるはずですが、開発途中ではちゃんと表示できていたのが今回のバージョンでは読めなくなっているっぽい?まだ試行錯誤が必要なようです。
正式リリース版までにはは安定したものを出力できるようにしたいので、Collada形式に詳しい方がいればご教授ください。
2011年11月06日
PayPalでの購入について
少し前からPayPalからの購入ボタンを設置して手軽に入金できるようになりましたが、入金だけで登録フォームが送られていないケースがかなり多くなっています。PayPalだけでなく銀行振込もですが、入金だけしてもメールを送っていただけないとシリアルの発行はできかねますので、このケースに該当している方は至急ご連絡ください。
Metasequoia Ver3.0 Beta11
Ver3.0の開発版を更新しました。安定性もかなり確保できてきたので、今回からアルファからベータへと昇格し、ヘルプや周辺DLLなどファイル一式を含めた配布形態になっています。
機能的にはだいぶ完成形に近くなっていますが、まだ若干整備が必要な機能があったり、ヘルプもまだきちんとできていないところがあります。他にも起動時のロゴを新しくすべきかとか、スタイルファイルをどうしようとか、積み残しがまだあるので、最終版までにもう少し時間がかかるかもしれません。
本当は目玉機能にしたかったスカルプトですが、いまいち精度向上の目処が立っていないので、Ver3.0では現状のままになります。とはいえVer3.0で開発終了ではないので、他の新機能とともにVer3.1以降で拡充する計画となっています。
機能的にはだいぶ完成形に近くなっていますが、まだ若干整備が必要な機能があったり、ヘルプもまだきちんとできていないところがあります。他にも起動時のロゴを新しくすべきかとか、スタイルファイルをどうしようとか、積み残しがまだあるので、最終版までにもう少し時間がかかるかもしれません。
本当は目玉機能にしたかったスカルプトですが、いまいち精度向上の目処が立っていないので、Ver3.0では現状のままになります。とはいえVer3.0で開発終了ではないので、他の新機能とともにVer3.1以降で拡充する計画となっています。
2011年09月18日
Pythonで点光源を配置する
Alpha10でPythonスクリプトが再び動くようになったついでに、非公式な情報を書いてみる。
Ver2.5のBeta版で一度実装されたものの、その後の仕様変更で利用できなくなった点光源ですが、内部的には残っています。そして、点光源はPythonスクリプトを利用することで配置可能です。
スクリプトエディタでこのコードを実行すると、光源用のオブジェクトが追加されます。ローカルコマンドで位置を変更でき、光源用のパラメータはオブジェクトパネルの設定で変更可能です。
このスクリプトは今後のバージョンでも利用できることを保証しませんが、光源周りは当面の間、少なくともVer3.0正式リリースまでは仕様を変更する予定もないので、しばらくはそのまま使えると思います。
Ver2.5のBeta版で一度実装されたものの、その後の仕様変更で利用できなくなった点光源ですが、内部的には残っています。そして、点光源はPythonスクリプトを利用することで配置可能です。
doc = MQSystem.getDocument()
newobj = MQSystem.newObject()
newobj.typeName = "PointLight"
newobj.color = MQSystem.newColor(1,1,0)
newobj.colorValid = 1
newobj.lightValue = 0.5
newobj.translation = MQSystem.newPoint(100,100,100)
doc.addObject(newobj)
スクリプトエディタでこのコードを実行すると、光源用のオブジェクトが追加されます。ローカルコマンドで位置を変更でき、光源用のパラメータはオブジェクトパネルの設定で変更可能です。
このスクリプトは今後のバージョンでも利用できることを保証しませんが、光源周りは当面の間、少なくともVer3.0正式リリースまでは仕様を変更する予定もないので、しばらくはそのまま使えると思います。
Metasequoia Ver3.0 Alpha10
Alpha10を公開しました。今回も新機能はありませんが、Pythonスクリプト周りの不具合修正と、あと内部でのメモリ管理を改良して安定性を向上させました。
前回もどうしようかと書いていましたが、今回でAlpha版は終了となります。次のバージョンからC++Builder XE2への移行と併せて、Beta版として公開予定です。安定性の確保が最重要課題なので、これから正式版までは機能改良は最小限にとどめて、不具合修正が中心になると思います。
前回もどうしようかと書いていましたが、今回でAlpha版は終了となります。次のバージョンからC++Builder XE2への移行と併せて、Beta版として公開予定です。安定性の確保が最重要課題なので、これから正式版までは機能改良は最小限にとどめて、不具合修正が中心になると思います。
2011年09月04日
Metasequoia Ver3.0 Alpha9
Alpha9を公開しました。今回も不具合の修正のみで、改良項目はありません。
XE2に移行可能かどうか今後検証する予定です。XEへの移行時に生じた不具合も段々収束してきたように思うので、次のバージョンあたりでBetaに昇格させようと考えていますが、どうせならついでにXE2に移行できればいいのですが。
XE2に移行可能かどうか今後検証する予定です。XEへの移行時に生じた不具合も段々収束してきたように思うので、次のバージョンあたりでBetaに昇格させようと考えていますが、どうせならついでにXE2に移行できればいいのですが。
2011年08月28日
PayPalボタン始めました
Metasequoiaのライセンス購入方法に今までもPayPalは利用できましたが、いちいちメールで問い合わせる必要があり面倒でしたので、「今すぐ支払う」ボタンを設置しました。
クレジットカードをお持ちの方は、わざわざ銀行へ行かずにその場ですぐに支払うことができますので、銀行振込と合わせてお好きなほうを選んでご利用ください。
なお支払いはすぐにできますが、シリアルの発行は従来通り手作業で入金を確認してから行うため、発行まで数日程度かかることをご了承ください。
クレジットカードをお持ちの方は、わざわざ銀行へ行かずにその場ですぐに支払うことができますので、銀行振込と合わせてお好きなほうを選んでご利用ください。
なお支払いはすぐにできますが、シリアルの発行は従来通り手作業で入金を確認してから行うため、発行まで数日程度かかることをご了承ください。
2011年08月21日
Metasequoia Ver3.0 Alpha8
Ver3.0 Alpha8を公開しました。今回はBBSに報告された不具合の修正のみです。
不具合修正と細かい改良はまだしばらく続きますが、大きな問題もなさろうなので、そろそろAlphaを卒業してBetaに昇格してもいいかなと思っています。Ver2.4から色々と改良された項目を広く使っていただくために、安定版としてのVer3.0をいち早く提供するのが当座の目標です。
不具合修正と細かい改良はまだしばらく続きますが、大きな問題もなさろうなので、そろそろAlphaを卒業してBetaに昇格してもいいかなと思っています。Ver2.4から色々と改良された項目を広く使っていただくために、安定版としてのVer3.0をいち早く提供するのが当座の目標です。
2011年08月07日
Metasequoia Ver3.0 Alpha7
Ver3.0 Alpha7を公開しました。今回はAlpha6で新しく発生した不具合修正が中心ですが、表示周りにも少しだけ変更を入れています。

手前と奥にあるワイヤーフレームの色が微妙に違うのがわかりますか?奥にある反対向きの面の辺を薄く表示するようにしてみました。
これで奥行きがごちゃごちゃしている辺の選択がほんの少しだけしやすくなったと思うのですが、色が薄いと逆に見づらいという意見はあるでしょうか?もし意見があるようなら薄さを設定できるようにします。

手前と奥にあるワイヤーフレームの色が微妙に違うのがわかりますか?奥にある反対向きの面の辺を薄く表示するようにしてみました。
これで奥行きがごちゃごちゃしている辺の選択がほんの少しだけしやすくなったと思うのですが、色が薄いと逆に見づらいという意見はあるでしょうか?もし意見があるようなら薄さを設定できるようにします。
法線マップ(実験)
Alpha7に搭載する機能ではありませんが、試しに法線マップを実装してみました。スペキュラによって見た目上なんとなく表面が凸凹して映るようになりました。

昔からバンプマッピング用のファイル指定だけはできたのですが、これはDirectX6でバンプマッピングが可能になるという話だったのと、あとバンプマップのファイル名保持によってtrueSpaceなどとファイルの相互互換性を高めるのが目的でした。しかし、実際にDirectX6に搭載されたものがどうも予想と違っていたため対応を見送り、結局ファイル指定だけができるのが中途半端に残ってしまい、そのままになっていました。
しかし、DirectX9以降であればシェーダを記述すればバンプマップはもちろんノーマルマップも単に実装するだけならさほど難しいものではありません。しかし、画面に表示するだけだとあまり意味がないので、Mayaや3dsmaxなど他のソフトへ持っていったときにもほぼ同じ表示を再現できないといけないわけです。
幸いにして接線・従法線ベクトルの計算方法は両方のソフトで公開されていました。
Appendix A : Tangent and binormal vectors
The Generation and Display of Normal Maps in 3ds Max
ただ、検証は結構面倒くさいかもしれません。なにせ普段使わないそれらのソフトの使い方を調べながらやらないといけないわけですから。それに、Maya/Lightwave/XSIは手元にあるバージョンが確か法線マップに対応していたはずですが、3dsmaxはわざわざ最新版を注文しないといけないですし(高いしどうしたものか)。
いずれにせよメタセコイアの現状としては、法線マップを優先的に実装する必要性が薄いので、実際に機能として搭載するのはもう少し先になると思います。

昔からバンプマッピング用のファイル指定だけはできたのですが、これはDirectX6でバンプマッピングが可能になるという話だったのと、あとバンプマップのファイル名保持によってtrueSpaceなどとファイルの相互互換性を高めるのが目的でした。しかし、実際にDirectX6に搭載されたものがどうも予想と違っていたため対応を見送り、結局ファイル指定だけができるのが中途半端に残ってしまい、そのままになっていました。
しかし、DirectX9以降であればシェーダを記述すればバンプマップはもちろんノーマルマップも単に実装するだけならさほど難しいものではありません。しかし、画面に表示するだけだとあまり意味がないので、Mayaや3dsmaxなど他のソフトへ持っていったときにもほぼ同じ表示を再現できないといけないわけです。
幸いにして接線・従法線ベクトルの計算方法は両方のソフトで公開されていました。
Appendix A : Tangent and binormal vectors
The Generation and Display of Normal Maps in 3ds Max
ただ、検証は結構面倒くさいかもしれません。なにせ普段使わないそれらのソフトの使い方を調べながらやらないといけないわけですから。それに、Maya/Lightwave/XSIは手元にあるバージョンが確か法線マップに対応していたはずですが、3dsmaxはわざわざ最新版を注文しないといけないですし(高いしどうしたものか)。
いずれにせよメタセコイアの現状としては、法線マップを優先的に実装する必要性が薄いので、実際に機能として搭載するのはもう少し先になると思います。
2011年08月02日
Metasequoia Ver3.0 Alpha6
予告通りV3.0の最新α版となるAlpha6を公開しました。
C++BuilderXEを使った初めてのバージョンとなります。ソースコード全体に渡って書き換えているので、不具合が新たに混入した可能性が高くなっています。Alpha5は割と普通に使っても大丈夫だったと思うのですが、今回はちょっと違うかもと考えたほうがいいかもしれません。ただ、これといった不具合を確認しているわけでもないので、ある程度の人が使って大丈夫またはちょっとまずいという感想をいただければと思います。
さて、開発環境の更新だけではわざわざアップデートを出す意味合いが薄いので、他の部分にも改良を加えています。一番大きなところでは[ベベル]コマンドが改良されました。

今までは上図の場合では頂点の角となる部分に穴があいたり、あと辺の端に無駄に頂点が残ったり、辺がバラバラになったりと非常に出来が悪かったのが10年くらい放置していましたが、今回のアップデートでようやく修正しました。メカなどをモデリングしている人にはこれでやっと普通に使えるモデラーになったと思います。ただ多角形を扱えない仕様上、5角以上になる部分は自動的に三角形分割されるので、この点は留意しておく必要はあります。
あと、環境設定のDirect3Dにラインのアンチエイリアス表示のオプションが追加されました。

左がアンチエイリアスなし、右がアンチエイリアスありで、2倍に拡大して表示したものです。アンチエイリアスをかけるとラインがきれいには見えるものの若干ぼけてしまうので、好みに合わせてOn/Offしてください。デフォルトは今まで通りのOffです。
アンチエイリアスはビデオカードがフルスクリーンアンチエイリアスに対応している必要があります。GeForceやRADEONだと数年前くらいまでのものならだいたい大丈夫ですが、ノートPCなどでIntelの内蔵グラフィックス機能を使っているとOnにしてもアンチエイリアスが有効になりません。
他にもmqoファイルに視点のバンク角が保存されるようになったり、いくつかの改良・不具合修正を行っているので、人柱になってもかまわないという方は是非一度お試しください。
C++BuilderXEを使った初めてのバージョンとなります。ソースコード全体に渡って書き換えているので、不具合が新たに混入した可能性が高くなっています。Alpha5は割と普通に使っても大丈夫だったと思うのですが、今回はちょっと違うかもと考えたほうがいいかもしれません。ただ、これといった不具合を確認しているわけでもないので、ある程度の人が使って大丈夫またはちょっとまずいという感想をいただければと思います。
さて、開発環境の更新だけではわざわざアップデートを出す意味合いが薄いので、他の部分にも改良を加えています。一番大きなところでは[ベベル]コマンドが改良されました。

今までは上図の場合では頂点の角となる部分に穴があいたり、あと辺の端に無駄に頂点が残ったり、辺がバラバラになったりと非常に出来が悪かったのが10年くらい放置していましたが、今回のアップデートでようやく修正しました。メカなどをモデリングしている人にはこれでやっと普通に使えるモデラーになったと思います。ただ多角形を扱えない仕様上、5角以上になる部分は自動的に三角形分割されるので、この点は留意しておく必要はあります。
あと、環境設定のDirect3Dにラインのアンチエイリアス表示のオプションが追加されました。

左がアンチエイリアスなし、右がアンチエイリアスありで、2倍に拡大して表示したものです。アンチエイリアスをかけるとラインがきれいには見えるものの若干ぼけてしまうので、好みに合わせてOn/Offしてください。デフォルトは今まで通りのOffです。
アンチエイリアスはビデオカードがフルスクリーンアンチエイリアスに対応している必要があります。GeForceやRADEONだと数年前くらいまでのものならだいたい大丈夫ですが、ノートPCなどでIntelの内蔵グラフィックス機能を使っているとOnにしてもアンチエイリアスが有効になりません。
他にもmqoファイルに視点のバンク角が保存されるようになったり、いくつかの改良・不具合修正を行っているので、人柱になってもかまわないという方は是非一度お試しください。
2011年07月23日
移行だいたい終わり
C++Builder XEへの移行はほぼ確定です。なんとか使えるかなという確証を得られるくらいにはなりました。ただ、細かい点で不具合や謎の挙動がちらほら存在するのも気にならない訳ではないです。改めて考えるとC++Builder5はかなり完成度高かったなと思います。
XEでの初ビルドとなるAlpha6は近いうちにリリース予定です。ただし、開発環境の移行がメインなので機能追加・改良は少しだけになりそう。初版出して以来放置状態のスカルプトをなんとかしたり、UV周りのてこ入れ、シェーダの活用などなど色々やりたいことも多いんですがねぇ・・・。
XEでの初ビルドとなるAlpha6は近いうちにリリース予定です。ただし、開発環境の移行がメインなので機能追加・改良は少しだけになりそう。初版出して以来放置状態のスカルプトをなんとかしたり、UV周りのてこ入れ、シェーダの活用などなど色々やりたいことも多いんですがねぇ・・・。